女子バスケ制裁乗り越え五輪切符
「女子バスケットボール・アジア選手権決勝、日本85-50中国」(5日、武漢)
リオデジャネイロ五輪予選を兼ね、日本が85-50で中国に大勝。3大会ぶりの五輪出場権を獲得した。
2位・中国と3位・韓国は来年行われる世界最終予選に回る。
1次リーグを全勝で1位通過していた日本は、地元の中国を相手に第1Qから試合を優位に進めた。
試合後の表彰式を前に、大会の最優秀選手(MVP)には日本の渡嘉敷来夢(24)=JX-ENEOS=が選ばれた。
バスケットボール代表はコート外の騒動で苦しんだ。国内のリーグ分裂問題の影響で、昨年11月に日本協会が資格停止処分を受けた。今年8月に処分が正式に解除されるまで、今大会の出場もはっきりしない状況だった。
資格停止処分を乗り越えてのリオ五輪出場権獲得に、選手は喜びを爆発させた。団体球技ではリオ五輪一番乗りとなった。