バスケ女子の強化費アップへ
バスケットボール女子のアジア選手権で2連覇を達成し、団体球技では日本第1号となる16年リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した日本代表が6日、中国・武漢から成田空港に帰国し、千葉県内のホテルで報告会見を行った。
決勝ではホームの中国を85-50と圧倒して、夢舞台への権利をつかみ取った。主将の吉田亜沙美(JX-ENEOS)は「目標だったアジアチャンピオン、五輪出場権という目標を達成できて本当にうれしいです。このチームでバスケができて本当に幸せでした」と、喜びを噛みしめた。
昨年の世界選手権で6位だった中国に圧勝したことで、期待は高まる。現地で観戦した大河正明事務総長は「アジアの代表として夢は大きくメダルを狙うぐらいの気持ちで、協会としても強化費など、どう強化していくべきかもっともっと考えていきたい」と1年後に向けて、強化費のアップも示唆。04年アテネ五輪以来3大会ぶりの夢舞台に向けて、さらなる飛躍を目指す。