バレーボール男子、エジプトに激勝発進
「バレーボール・W杯男子、日本3-2エジプト」(8日、広島県立総合体育館)
上位2カ国が16年リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得するバレーボールのW杯男子大会が開幕し、世界ランク20位の日本は15位のエジプトをフルセットの末に下し、白星発進を決めた。
格上を相手に、日本は“日本最高の逸材”と呼ばれるアタッカーの19歳石川祐希(中大)、主将の清水邦広(パナソニック)を中心の攻めで、第1セットを25-19で獲ると、その後は一進一退の攻防でフルセットへ。第5セット、再び石川が躍動して15-7で奪い、上々のスタートを切った。石川はチームトップの24得点をマークした。
初のW杯で獅子奮迅の活躍を見せた石川は「思いっきりいこうと思ってた。満足してます。スパイクも非常に決まってたので良かった。とにかく思い切りやって、すべて勝つつもりでやる」と、力強く言い切った。
9日は、世界ランク5位の米国と対戦する。