世界銅の福万・與猶、深夜の初戦敗退

 「バドミントン、ヨネックス・オープン・ジャパン」(9日、東京体育館)

 男女各1回戦が行われ、女子ダブルスでは世界選手権銅メダルの福万尚子(23)、與猶くるみ(22)組(再春館製薬所)は、14年アジア大会金メダルのポリー、マヘスワリ組(インドネシア)と深夜に及ぶ激闘の末、1-2で惜敗し、2回戦進出を逃した。

 開始予定時間が約2時間遅れ、試合終了は午後10時40分過ぎ。世界選手権銅メダルペアは、持ち前の粘りでフルゲームの激闘を展開したが、あと一歩届かなかった。

 第6シードの強敵相手に第1ゲームを先取する健闘を見せたが、力及ばず。與猶は「第1ゲームは相手の足を使わせて取れたけど、第2ゲームからは打ちすぎた部分とレシーブが甘くなった部分が重なった」と敗因を挙げ、肩を落とした。

 世界選手権で殊勲の銅メダルを獲得し、現在世界ランクは12位まで急上昇。同1位の高橋・松友組、同6位の垣岩・前田組に次ぐ日本勢3番手だが、福万は「まだスーパーシリーズでベスト8に入っていない」と自戒し、「世界選手権がたまたまだと言われないためにも、2人で戦術を詰めていくしかない」と力を込めた。

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