宇良が敗れる…今場所は5勝2敗
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「大相撲秋場所・14日目」(26日、両国国技館)
関学大から初めて大相撲に入り、5月の夏場所、7月の名古屋場所で続けて7戦全勝の成績を残している三段目西18枚目の宇良(木瀬部屋)が26日、岩崎(追手風部屋)にはたき込みで敗れて今場所を5勝2敗で取り終えた。
日大出身で幕内英乃海の弟である岩崎を相手に何度も潜り込もうとしたが、最後は捕まえきれずに前にバッタリ落ちてしまった。それでも、3場所連続の勝ち越しを決めて次の九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)での幕下入りを確実にしただけに、確かな手応えをつかんだ。
「稽古をやればやるだけ強くなっている実感はあります。来場所も勝ち越せる自信になりました」と初めて三段目での場所を戦い抜いて、着実にステップアップしていることを体感している。さらに進化した姿を見せてくれそうなアクロバット力士。これからも目が離せない。