白鵬が再起へ体全体を検査 師匠明かす
大相撲秋場所を「左大腿四頭筋腱炎」のため3日目から休場した横綱白鵬が、26日に体全体の検査を受けていたことが27日、分かった。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)が「昨日、体の中を全部見てもらった。けがの原因は体全体にあると考えているようだ」と明かした。29日に左足の検査を受け、30日に全ての検査結果が出る予定だという。
この日、所属する宮城野部屋の千秋楽パーティーに出席した白鵬は、後援者向けサイン会で1人1人丁寧に応対していた。場所中は温泉地で療養し、体をほぐしたと師匠は説明した。
10月8日から始まる秋巡業については未定だが、宮城野親方は「まだ痛いと言っている。行くとしても最後の方ではないか」と見解を示した。