東京五輪へスポーツ庁が発足 鈴木大地長官が正式就任
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国のスポーツ施策を総合的に推進するスポーツ庁が1日、文部科学省の外局として発足した。午前中に1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木大地初代長官(48)が初登庁し、下村博文文科相から辞令を受け取って正式に就任した。任期は2017年9月末まで。
看板の除幕式の後、鈴木長官は「皆さんとともにスポーツを社会の発展につなげるべく精進していきたい。お互いの意思疎通を図り、チームワークよく業務を遂行していくことが肝要」と職員に訓示した。午後に記者会見し「初代長官は大変名誉なことであるとともに身が引き締まる思い」と、緊張した面持ちで語った。