リオ市長、五輪開催を保証 緊縮財政のブラジル

 【リオデジャネイロ共同】来年のリオデジャネイロ五輪の組織委員会は5日、リオ市内で報道機関への説明会を開き、パエス市長が「ブラジルの財政は圧迫されているが、五輪準備への影響は心配ない。リオは健全だ」と大会の正常な開催を保証した。ブラジル経済は後退が著しく、政権は閣僚を大幅削減するなど緊縮財政を強いられている。

 五輪の主会場となる市西部バーラ地区の五輪公園と選手村の間に臨時の警察署を設置することも発表。会場周辺で発生する犯罪に素早く対応するのが狙い。

 8月5日にマラカナン競技場で行われる開会式は、午後8時(日本時間6日午前8時)に式典を開始することになった。

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