リオ五輪、コスト削減へ ブラジルの不況影響

 リオデジャネイロ五輪組織委員会の広報担当は6日、ブラジル国内の不況の影響で運営コスト削減を図る考えを明らかにした。ボランティアの数やテスト大会、開閉会式などでのスタッフの配置を減らすという。

 定期的な予算審査で、コスト削減をしなければ支出が収益を約10%上回ることが分かったという。ボランティアは無報酬だが、制服の支給や交通費、食費が必要となる。

 2009年に開催が決まった際は、コスト超過の場合は政府からの臨時費が得られることになっていたが、組織委はその後、臨時費は使わない方針を示していた。(AP=共同)

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