レスリング女子75キロ級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)が11日、静岡県の三島市民体育館で行われた全日本女子オープン選手権に出場し、昨秋の仁川アジア大会以来約1年ぶりの復帰戦を優勝で飾った。12月の全日本選手権の出場権を獲得したが、来年のリオデジャネイロ五輪挑戦については明言しなかった。
37歳の浜口は昨年末に右膝を痛め、ことし6月には盲腸を手術した。故障を乗り越えてマットに立ち「緊張も不安もあった中で、一歩踏み出すことができた」と感慨深げに話した。
全日本選手権で優勝すれば、五輪出場枠の懸かる来年3月のアジア予選(カザフスタン)代表に選ばれる。