競泳の入江ショック…筋肉一般人以下!
競泳でロンドン五輪男子200メートル背泳ぎ銀メダリストの入江陵介(25)=イトマン東進=が12日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で行われたイベント「勝ち飯教室」に出席。自身の経験も踏まえ、未来のアスリートたちに食事の大切さを訴えた。自身は来夏のリオデジャネイロ五輪に向けて体重増を目指しており、「しっかりと食事を採って、いい状態の体で年末年始を迎えたい」と意気込んだ。
まさかのメダル無しに終わった8月の世界選手権(ロシア・カザニ)から帰国後、衝撃の事実が判明した。「月に一度の筋力テストで測ったら、両ももと、もも裏の筋肉が一般人以下の数値でした。けがでリハビリ中の人がジョギングしてもいいくらいのレベルしかなくて」。水中が主戦場とは言え、トップアスリートとしてはショッキングな数値。「逆に笑っちゃいました。帰国後は体重も減っちゃってたので、泳ぎ以前にまずは体作りだなと」。
もともと体重が増えにくい体質だが、リオ五輪も見据え、筋力トレーニングとともに食事の質も見直した。栄養士の指導の下、炭水化物の量を増やし、幼少期から主食がパンだった朝食も9月からは米に変更。1日3800キロカロリー以上の摂取がノルマで、「普段は64キロだけど、68キロくらい必要。いい状態の体で年末年始を迎えたい」と力を込めた。
日本代表が大躍進したラグビーW杯もテレビで観戦。「すごかったですね。五郎丸選手が印象的でした」。細マッチョのイケメンで知られる入江だが、ラガーマンにも刺激を受け、リオではよりビルドアップした肉体で世界の頂点に立つ。