東京五輪エンブレム応募要項が決定

 20年東京五輪・パラリンピック組織委委員会は16日、都内で佐野研二郎氏のデザインが白紙撤回となった大会エンブレムを選び直すエンブレム委員会の会合を開催し、募集要項を決定した。近日中に公表される。応募は東京2020大会の公式サイトでの、インターネットのみでの受付。応募期間は11月24日の正午から、12月7日の正午までに決定した。

 前回発表された応募案通り、「出来レース」と批判された前回の反省を生かし、応募資格では応募者の受賞歴などは問わず。18歳以上で日本国籍及び日本在住の外国籍を持つ人とした。ただ、個人だけではなく、グループでの応募も認め、年齢・国籍の条件は代表者のみがクリアしていればOK。グループ(1グループ10人以内)ならば子供や外国人も参加も可能になった。作品は描画ソフトで作成したものに限り、手書き作品をスキャンしたものや、写真に撮ったものは不可となった。

 一方で、前回の佐野研二郎氏が“盗用疑惑”をもたれて誹謗中傷にさらされたことを受けて、当選者の氏名公表・タイミングについては、本人と相談の上で決めるとし、非公表でも可能とした。

 賞金・賞品については前回と同じ100万円と、東京五輪、パラリンピックの開会式への招待となった。

 今後、エンブレム委員会は応募作品の絞り込み手順について協議を行う。前回の騒動の反省から、審査のオープン性を確保するために、国民に参画してもらう仕組みを検討している。ただ、インターネット投票などのために審査段階の作品を公表する場合、第三者に勝手に商標登録される危険性があるため、公表作品は商標登録をしてから発表しなければならない。登録費用が莫大となるため、その場合は「数点になる」(宮田亮平委員長)と話した。

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