鈴木大地長官が瀬戸&香生子にエール

 8月にロシアで行われた競泳の世界選手権で金メダルを獲得し、来年のリオデジャネイロ五輪の出場権も獲得している瀬戸大也(21)=JSS毛呂山、渡部香生子(18)=JSS立石=の祝勝会が18日、都内で行われた。日本水泳連盟の前会長で、スポーツ庁の鈴木大地長官(48)も出席し、2人を激励した。

 「スポーツ庁からやって参りました鈴木大地です」。今月1日に就任したばかりの初代長官は、集まった275人の関係者の笑いを誘いながらあいさつ。「リオ五輪でも金メダルを取って祝勝会を開いてもらいたい」と2人にエールを送った。

 金メダリストを育成する上で、自身の選手時代、水連会長時代の経験も踏まえた腹案も披露。「選手だけでなく指導者を手厚くサポートしていきたい。得意の水面下で進めていますが、そのうち浮上しますよ」。競技環境の充実化のために“バサロ”をかます腹づもりだ。

 長官就任後初の古巣、水泳関係のイベントとあって、つかの間のリラックスモード。慣れない公務にお疲れの様子で、この日も腰を押さえながら「議員会館の上から下まであいさつ周りで(足に)マメができちゃった。(お辞儀のしすぎで)米つきバッタみたい」と自嘲した。

 48歳の若きリーダーは、金メダリスト育成の基盤づくりのために額に汗して奔走する。

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