萩野公介 ひじ骨折からの回復アピール
競泳のロンドン五輪400メートル個人メドレー銅メダリストの萩野公介(21)=東洋大=が20日、都内で行われた強化選手合宿の公開練習に参加し、右ひじ故障からの回復ぶりをアピールした。「200メートルバタフライをハードにやったのは、凄く久しぶり。完全じゃないけど、75~80%ぐらいは治ってる。違和感もない。アイシングしていて痛々しいかもしれないけど、そうでもないです」と、笑顔で話した。
萩野は世界選手権直前の海外合宿中に自転車から転倒し、右ひじを骨折。全治2カ月と診断され、同選手権を欠場した。9月の日本学生選手権での復帰を目指していたが、回復が遅れたため復帰を延期。ただ、ここにきてようやくひじの状態が上向いてきた。
11月の東京スイミングセンター(SC)招待(20日開幕)が復帰戦となる見込み。9種目にエントリーしており「たくさんの種目でみなさんにいい泳ぎを見せられたら」と、力を込めた。