【ロンドン共同】就任後初の海外公務として英国を訪問中の鈴木大地スポーツ庁長官が28日のロンドンでの講演後に取材に応じ、2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)、20年東京五輪・パラリンピックの日本開催を控え「五輪を3度開いた先進国の英国から学ぶべき点は多い」と積極的に情報収集に努める考えを強調した。今後、12年ロンドン五輪の会場も視察する予定。
1988年ソウル五輪競泳背泳ぎ金メダリストが初代長官に就いて約1カ月。今回の英国訪問で、国際大会の遺産継承の重要性を再認識し「特に五輪が終わった後の施設利用。人々や都市がどう変わったのかも見たい」と指摘した。