「卓球・女子Ｗ杯仙台、第２日（３１日、ゼビオアリーナ仙台）

　１回戦が行われ、１６年リオデジャネイロ五輪代表に内定している世界ランク５位の石川佳純（２２）＝全農＝は同４２位のイリナ・イバンカン（ドイツ）を４－０のストレートで下し、準々決勝に進出。同４位の福原愛（２６）＝ＡＮＡ＝はアフリカ大陸代表の同１１６位、ディナ・メシュレフ（エジプト）を４－１で退けた。準々決勝は午後に行われる。

　石川は９月に痛めた左足大腿（だいたい）部の不安を感じさせないダイナミックな動きを披露。「しっかりと先手を取ろうと意識した」と話したとおり、長身のカットマンを相手に序盤から積極的に攻め立て、試合時間２６分で圧勝した。「久々にいい試合ができた」と好発進を果たし、準々決勝では世界ランク２８位のリュウ・ジャ（オーストリア）と対戦する。