内村 リオで団体1人減に寂しさ
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英国グラスゴーでの体操世界選手権で、団体、個人総合、種目別・鉄棒の3種目で金メダルを獲得した内村航平(26)=コナミスポーツク=ら日本代表選手団が3日、帰国した。内村は来年のリオ五輪へ向けて「狙うのは団体の金しかない」と04年アテネ大会以来3大会ぶりとなる団体金メダルへ意欲を燃やした。ただ、団体のメンバーが6人から5人と減ることに寂しさも募らせた。
個人総合で優勝したことで、リオ五輪代表に内定した。「五輪へ向けていち早く準備ができる」とこの点についてはポジティブにとらえながら、「できれば同じメンバーで団体の金を目指してやりたいんですけど、5人に減ってしまう」とも漏らした。
世界選手権では6人だった団体のメンバーはリオ五輪では5人になる。来年に行われる選考会をへて新たな日本チームが組まれることになる。内村は「決まったメンバーと一致団結して団体の金をとりたいと思います」と前を向いた。