体操内村お疲れ帰国「すぐ帰りたい」

体操世界選手権6連覇を果たし帰国した内村航平=羽田空港(撮影・堀内翔)
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 英国グラスゴーでの体操世界選手権で、団体、個人総合、種目別・鉄棒の3種目で金メダルを獲得した内村航平(26)=コナミスポーツク=ら日本代表選手団が3日、帰国した。羽田空港に降り立った選手団に歓声が飛んだが、内村は「日本についた瞬間、一気に疲れがきて…。今すぐにでも家に帰りたい(笑)」と、お疲れの様子だった。

 大会最後の演技となった種目別・鉄棒では「かなりの疲労感、筋肉痛があった」という。「個人総合決勝までは自分のやるべきことだというのがあって気持ちを持続できていて、体の調子も良かったですけど。前の日の種目別に残っていたら、と考えると恐ろしかった」と振り返った。種目別で内村が決勝に進出したのは11月1日に行われた鉄棒だけ。10月31日には床運動、あん馬、つり輪が行われたが、こちらには進出できなかった。

 もちろん、進出種目が少なかったことは反省材料。内村は「予選で取りこぼした難度やミスもあって、本来なら残れている種目もあった。種目別のことを考えているわけじゃないですけど、しっかりやれば、もう少し沢山の種目に残ることが出来たなと思いました」と課題を挙げた。

 ちなみに、この日は予定があるようで「家には帰れないです」と嘆いていた。

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