五郎丸選手が海外初挑戦 世界最高峰リーグ、豪レッズで
ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で活躍した日本代表の五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=が、世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のレッズ(オーストラリア)でプレーすることで合意した。3日、関係者への取材で分かった。トップリーグの日程とは重ならず、ヤマハ発動機に所属したままプレーする。4日にも発表される。
福岡県出身で早稲田大からヤマハ発動機入りした五郎丸は海外のチームでプレーした経験がない。レッズからの加入申し入れを受け「W杯で結果を残せた証し。率直にうれしい」と話していた。
正確なキックが武器の五郎丸は日本代表の通算最多得点記録を持つ。W杯初出場だった今大会は、強豪の南アフリカを破った試合で24得点するなど歴史的3勝に貢献した。
ブリスベンが拠点のレッズは2011年に優勝し、15年は13位。スーパーラグビーには13年に田中史朗と堀江翔太(ともにパナソニック)が日本人選手で初めて参戦。昨季はリーチ・マイケル(東芝)らがプレーした。