「テニス・マスターズ・パリ大会・２回戦」（４日、パリ）

　今大会の初戦を迎えた世界ランキング７位で第６シードの錦織圭（２５）＝日清食品は、同３２位のジェレミー・シャルディー（２８）＝フランス＝と対戦。第１セットをタイブレークの末に７－６で先取した。

　シャルディーのサービスゲームで始まり、錦織は序盤、相手の強烈なサーブに手こずりながら、自身もブレークを許さなかった。第９ゲームでは先にブレークポイントを奪ったが、２度デュースに巻き返されてブレークはならなかった。

　第１０ゲームをラブゲームでキープした錦織は５－５で迎えた第１１ゲームでシャルディーのサーブを難なく返し、ラリー戦に持ち込むとこの試合初めてブレークに成功。次の第１２ゲームは逆にシャルディーに粘られてブレークを許したが、タイブレークの第１３ゲームを７－４で制した。