ロシア薬物疑惑で調査報告公表へ WADA、第三者委
【ロンドン共同】世界反ドーピング機関(WADA)は4日、昨年12月にロシアの陸上界での組織的なドーピング疑惑がドイツの公共放送で報じられた問題を受けて設置された第三者委員会の調査報告書を9日に公表すると発表した。
第三者委はWADAのパウンド元委員長を責任者とし、各分野の専門家で構成。選手やコーチ、モスクワの検査所など関係先を調査し、疑惑の解明を目指してきた。8月には2001年から12年に開かれた陸上の五輪と世界選手権で146個のメダルにドーピング疑惑があると報じられ、問題が拡大している。