ロシア陸連、賄賂で摘発免れる 8選手が五輪出場

 【ロンドン共同】国際陸連のディアク前会長らがドーピングに関する収賄疑惑などでフランス司法当局の捜査を受けている問題で、英紙サンデー・タイムズは8日、ロシア陸連が前会長らに多額の賄賂を渡して同国の8選手がドーピングの摘発を免れ、2012年ロンドン五輪に出場していたと報じた。同五輪の金、銀メダリストも含まれるという。

 同紙によると8選手はドーピングと判定される血液データの数値を示していたが、ディアク前会長に100万ユーロ(約1億3200万円)、国際陸連反ドーピング部門の責任者だったドレ氏に20万ユーロを支払うことで事実を隠した。

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