五郎丸 1千得点!最多動員に応えた

清宮克幸監督(左)から花束を贈られ笑顔の五郎丸歩(撮影・山口登)
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 「ラグビー・トップリーグ開幕戦、ヤマハ発動機18-11トヨタ自動車」(14日、パロマ瑞穂ラグビー場)

 W杯でも活躍した日本代表のFB五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=が1ゴール2PGを決める活躍で、トヨタ自動車を18-11で下した。五郎丸フィーバーで沸く中、同会場のラグビーの試合では過去最多となる8676人を動員。トップリーグ通算1000得点も達成し、ファンの期待に応えた。

 昨季終了時点で998点と大台に王手を懸けていた五郎丸は、W杯後初の国内での公式戦に臨んだ。前半4分にモセのトライで先制し、五郎丸のコンバージョンキック。ルーティンでおなじみの“五郎丸ポーズ”が飛び出すと、観客は一斉にカメラを向けたが、惜しくも外れた。

 続く前半8分にHB矢富のトライからのコンバージョンはきっちり決め、大台を達成。「チームがチャンスをくれたので、8年かけて積み上げてこれた。ヤマハのチームのタイトルだと思う」と周りに感謝した。

 W杯からは空前のラグビーブームに沸き、この日もパロマ瑞穂ラグビー場での最多動員を記録。「観客数が圧倒的に増えて、選手は最大のパフォーマンスができたと思う」。ファンに対しては「W杯は映像を通じてだったと思うので、人と人がぶつかる音、倒れても仲間のために立ち上がる姿を感じてほしい」と生観戦を呼びかけた。

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