新国立着工は17年年明け JSC、技術提案締め切る

 2020年東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場の新たな整備計画で、日本スポーツ振興センター(JSC)の池田貴城理事は16日、建設工事の着工が「順調にいけば、再来年(17年)の年明けぐらいからになる」との見通しを示した。同日、年末の設計・施工業者決定に向け、外観イメージや総工費を記載した応募業者の「技術提案書」提出を締め切った。来年は設計を行う。

 JSCはこの日、10月下旬に取り壊し工事が完了した旧競技場の敷地を報道陣に公開した。JSCの大東和美理事長は「非常に広いと感じた。さらに立派な競技場ができたらいいと強く思う」と述べた。

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