赤井ジュニア全日本選手権で格上に挑戦
「全日本アマチュアボクシング選手権」(18日開幕、水沢体育館)
元プロボクサーでタレント、近大ボクシング部総監督・赤井英和氏(56)の長男・英五郎(21)=奈良県連盟、関西ブロック=が18日、ミドル級で出場する全日本ボクシング選手権の抽選を行い、19日の1回戦の相手が西村祐太(19)=芦屋大1年、東海ブロック=に決まった。
西村は三重・久居高時代に高校総体、選抜で5位に入った実力者。それでも、実戦わずか3試合目の英五郎にとっては誰でも格上となる。
「誰のことも知らないので、人の映像は見ていない。どんどん自分を伸ばしていくことで精いっぱい。待ち遠しいですね」と、緊張感より興奮が上回る様子で話した。
英五郎は小6より、米ハワイに留学。カリフォルニアの大学に進み、昨年2月にボクシングを始めた。9月の関西ブロック選考会でアマチュアボクサーとしてデビュー。父譲りのパワフルな攻撃力を見せ、2戦連続判定勝ち。アマチュア最高峰の同大会への出場切符を獲得した。