東京都大田区の町工場中心に国産そりを開発する「下町ボブスレー」のプロジェクト推進委員会は18日、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟から2018年平昌冬季五輪ではドイツ製を使うため不採用と通知されたことを発表した。
同連盟は今月中旬にドイツで15~16年シーズンから日本代表が使用するそりの選考テストを行った。タイム、操作性などにより下町ボブスレーの採用を見送った。五輪用は来年製作する予定で、今回は研究開発用だったとした推進委の細貝淳一ゼネラルマネジャー(GM)は「目の前が真っ暗になった。がっかりしている」と話した。