ビジネス・スポーツなどの各業界で、最も顕著な業績を残したチームを表彰する「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー２０１５」の表彰式が１９日、都内で行われた。最優秀賞にはＷ杯で強豪南アフリカを破るなど躍進し、一大ブームを巻き起こしているラグビー日本代表が選ばれた。

　チームを代表して出席したのは代表最年長の大野均（３７）と、精神的支柱とされた広瀬俊朗（３４）＝ともに東芝。大野が「日本中のみなさんに感動を与えられることができて嬉しい。さらに魅力的なチームになれるよう、プレイヤーみんな精進していきます」と話せば、広瀬も「僕にとってはイヤーだけじゃなく、生涯に渡るベストチームが作り上げられたと思う」と、胸を張った。

　また、今や時の人となっている五郎丸歩もコメントを寄せ「世界を驚かすことができて、１つの大きな使命を果たすことができたなと思います。今後もラグビーへの注目をよろしくお願いします」と、呼びかけた。

　そのほか、優秀賞には北陸新幹線金沢開業チーム、パーソナルロボット「Ｐｅｐｐｅｒ」プロジェクトチーム、世界初の視線追跡型バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ「ＦＯＶＥ」開発チーム、Ｗ杯で準優勝を飾ったサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が選出された。