五郎丸 流行語大賞候補に「違和感」

 ラグビー日本代表のFB五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=が19日、アメリカンクラブ東京で行われた「GQ Men of the Year2015」受賞会見に出席した。

 W杯で歴史的勝利を挙げた今年1年を、漢字一字で「飛躍の『飛』」と表し、「24年間勝てなかったW杯で、ハードワークしてきたことが結果として表れた。これからも慢心せずに頑張りたい」と振り返った。

 各界を代表する男たちに並んで、初めてのタキシード姿をビシッと決めた五郎丸は「首が苦しいです。普段はハーフパンツにTシャツ、サンダル姿なので。終わったらすぐ脱ぎます」と晴れ舞台に緊張した様子。W杯での活躍を評価されての授与に「19年W杯が日本であるので、過信せずにゼロから頑張っていきたい」とあらためて気を引き締めた。

 W杯以後、ラグビーが連日メディアに注目され、トップリーグのチケットも完売するなどブームはもはや社会現象だ。自身もイベントに引っ張りだこで、代名詞でもある「五郎丸ポーズ」が年末恒例の「2015ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にノミネートされた。ただ、それについて本人は「違和感がありますね」と納得がいかない様子。「僕としては『ジャパン・ウェイ』という言葉が入って欲しかった」と、自身が南アフリカ戦で挙げたトライ同様、チームとしての活躍を取り上げて欲しいという本音をのぞかせた。

 それでも「子供たちがポーズをマネしてくれるのは非常にうれしい」と話し、「子供が憧れるようなスポーツマンになりたい」と抱負も明かした。来年はスーパーラグビーにも参戦するだけに、真のスーパースターになるべく飛躍を誓う。

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