【ルカ(フィンランド)共同】ソチ冬季五輪のノルディックスキー複合銀メダリスト、渡部暁斗(北野建設)が26日、フィンランドのルカで28日に開幕する今季W杯について「うまくいけば総合優勝できる感覚はある」と話し、順調な調整に自信をのぞかせた。
昨季は個人総合2位だった。今季は夏場からジャンプが好調。ヨガを取り入れるなどして体の動きを見直したことで、課題の距離も「同じ筋力で出せるパワーの質が変わってきた」と改善に手応えを感じている。
昨季挙げた2勝はともにシーズン終盤で、スロースターターを自認するだけに「開幕からしっかり表彰台を狙っていきたい」と力強く語った。