鈴木大地長官がサクラセブンズ激励
「女子ラグビー7人制・リオ五輪アジア予選、日本20-7中国(28日・秩父宮ラグビー場)
競泳の五輪金メダリストで、スポーツ庁初代長官の鈴木大地長官(48)が試合を視察。日本代表「サクラセブンズ」を激励に訪れ、「女子ラグビーは初めて見たけど、力強いしスピードもあってかっこいい」と興奮した様子で話した。
“大地パワー”でサクラセブンズを後押しする。10月に視察した体操の世界選手権(英グラスゴー)では、激励した日本代表が男子団体総合で37年ぶりの金メダルを獲得。また、日本水泳連盟会長時代の8月には、競泳の世界選手権(ロシア・カザニ)で日本勢が過去最多タイの金メダル3個を獲得した。
“勝利”を運ぶ長官は、優勝した香港大会との2大会ポイント合計1位で五輪出場が決まるサクラセブンズに「全勝で気持ちよく決めてほしい」とエール。15人制W杯から続くラグビーブームに「男子の流れに乗って、女子も五輪切符をつかみ取って欲しい」と期待を寄せた。
サクラセブンズは、カギとなる初戦の中国戦で快勝。見届けた鈴木長官は「2トライを決めた山口選手が印象に残った。でもラグビーはチームで戦う競技なので、この調子で全員に頑張っていただきたい」と話した。