羽生結弦、ガッツポーズもイメトレ通り

エキシビジョンの練習の合間に話し込む羽生結弦(左)と浅田真央=長野ビッグハット(撮影・開出牧)
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 史上初の300点超え、世界最高記録322・40点でフィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯の男子シングルを制した羽生結弦(20)=ANA=が一夜明けた29日、NHKの「サンデースポーツ」に生出演。世界最高となる216・70点で制した28日のフリー後半のトリプルルッツを決めた後で見せたガッツポーズは、イメージトレーニングから織り込み済みだったことを明かした。

 すべては想定通りだった。冒頭の4回転サルコーから4回転トーループ、トリプルフリップ…。流れるように次々とジャンプをこなし、後半に入っても驚異の4回転トーループ+3回転トーループ。最後のトリプルルッツを決めると、両手でガッツポーズ!が思わず出たように見えたが…「もうやる気でいました。イメージトレーニングからガッツポーズしてました」。羽生がしてやったりの笑顔で振り返った。

 疲れが出る後半の4回転、3回転のコンビネーションジャンプについて、プロスケーターでタレントの織田信成(28)に「疲れはなかったんですか」と聞かれると「とりあえず疲れても跳べる練習はしてきました」と即答。「(総得点の)300点、(フリーの)200点を超える勢いというか、そういうつもりでやってきたんで、あとはもう結果を残すのみだと思ってました」と、自信満々の仕上がりで臨んでいたことを明かした。

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