バドミントンの全日本総合選手権が12月1日に開幕する。有力選手は30日、会場の東京・代々木第二体育館で記者会見し、男子シングルスで初優勝を狙う世界ランキング5位の桃田賢斗(NTT東日本)が「昨年は決勝で敗れて悔しかった。世界の戦いとは別の位置付けで一度は日本一になりたい」と決意を示した。
同種目で昨年、最年長優勝した33歳の佐々木翔(トナミ運輸)は「どこまでできるか自分に挑戦」と意気込んだ。
ダブルスは、女子で世界1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が2年ぶりの頂点を狙う。松友は「持っている力を発揮するだけ」と冷静に話した。