バド山口茜、高校ラスト戦でV2狙う

 「バドミントン 全日本総合選手権」(2日、代々木第二体育館)

 女子シングルス1回戦が行われ、前年覇者で世界ランク10位の山口茜(18)=福井・勝山高3年=は朝岡依純(龍谷大)を2-0で退けてベスト16に進んだ。

 来春からは熊本の再春館製薬所入りが決まっており、地元を背負って戦う最後の国内大会とあって「できるだけ多く試合をして、全国に向けて勝山高の名前を残したい」と気持ちを奮い立たせた。

 同じ勝山出身の有名人では“ミスタープロレス”こと天龍源一郎(65)が11月15日に引退試合を行ったばかり。同郷の大先輩について「テレビで見たことはあるけど、プロレスはよく知らないので」と話す山口だが、来年のリオデジャネイロ五輪代表も射程圏内にあり、勝山出身の全国区のアスリートとしては後継者候補筆頭だ。

 国内最高の全日本総合選手権で、高校生としては史上初となる連覇も懸かる。山口は「前年王者なのでそれ相応のプレーをしないといけない覚悟や責任がある」とプライドものぞかせた。同校OBでもある小林監督は「勝山高のゼッケンを背負うのは最後になるので、悔いのないプレーをして欲しい」と期待した。

 “スーパー高校生”として最後の置き土産を残し、「勝山の山口茜」という名を日本全国にとどろかせる。

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