「存続の分岐点」と国際陸連会長 薬物対策予算倍増も

 【ロンドン共同】国際陸連のセバスチャン・コー会長(英国)は2日、ロシアの組織的なドーピング問題で、英議会の文化・メディア・スポーツ特別委員会による公聴会に出席し、組織運営やシステムの欠陥を認めた上で「不正を一掃しなければ陸上競技に明日はない。存続の分岐点だ」と訴えた。

 8月に就任したコー会長に対する質疑は約3時間に及んだ。ロシア側からドーピングに絡んだ証拠隠滅で賄賂をもらった疑いでディアク前会長(セネガル)が捜査されている問題では強く関与を否定。今後の薬物対策として「年間400万ドル(約4億9千万円)を投じてきたが、必要ならば予算を倍増する」と述べた。

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