同大8年ぶりV 7人制代表松井も笑顔

テレビの優勝インタビューに答える同大・松井千士=西京極
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 「関西大学ラグビー・同大13-10天理大」(5日、西京極)

 同大が天理大との優勝をかけた直接対決に13-10で競り勝ち、6勝1敗で8年ぶり48度目の優勝を果たした。前半にCTB永富晨太郎(1年)のトライなどで13点を奪取。後半に攻撃のリズムを取り戻した天理大に3点差まで追いつかれたが、逃げ切った。

 就任3年目の山神孝志監督(49)は、古豪の8年ぶりの頂点に「初Vと一緒。苦しみながらよくがんばってくれた」と感慨深げ。全国大学選手権へ向け、関西王者として「ふさわしい試合をしたい」と抱負を語った。

 7人制ラグビー日本代表としてリオデジャネイロ五輪出場権獲得に貢献したWTB松井千士(3年)は、相手の厳しいマークもありこの日はノートライ。しかし、俊足を生かしてたびたび敵陣へ切り込むなど積極的にしかけ、ディフェンスでも貢献した。

 8年ぶりの優勝に「(自分が)3回生の時に4回生をチャンピオンにできてうれしい」と笑顔。試合後には多くのファンのサインにも応え、「注目されることは最初は大きなプレッシャーだったけど、今はプレッシャーの中でも楽しめるようになってきた」とたくましさも増した。

 山神監督は「(大学選手権でも松井は)マークされるだろうから、どう使うかもう一度考えたい。15人制に感覚が戻るのに時間がかかったが、これからもっとよくなるはず」と期待した。松井も「大学選手権ではトライを獲りたい。目指す日本一を目指してがんばりたい」と気合十分だった。

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