阪神片岡コーチが同大ラグビー部生観戦

 「関西大学ラグビー・同大13-10天理大」(5日、西京極)

 同大が天理大との優勝をかけた直接対決に競り勝ち、6勝1敗で8年ぶり48度目の頂点に立った。スタンドでは、同大OBでプロ野球阪神の片岡篤史打撃コーチが声援を送った。同大ラグビー部公式ホームページの最終戦宣伝の動画にも出演しており、今回の優勝には大喜び。「(大学選手権では)正月を越してほしい」とエールを送った。

 実は元来が大のラグビーファン。自身が学生時代の大学ラグビー界は堀越、吉田、今泉らスター選手がいる華やかな時代だった。ラグビー部の練習をのぞきに行ってはボールを蹴らせてもらったりしていたという。「自分は(俊敏な)FBタイプだと思っていたけど、みんなが、お前はすぐつかまるからロックや!と言われていた」と笑う。

 昨年は母校だけでなく、昨季優勝の関学大の練習も見に行くほどのラグビー通。「ワンフォアオール、オールフォアワンは、目標に向かって一つになること。野球で1、2番が出て主軸がかえすのと似ている」

 同大の山神監督とも日本ハム時代からトレーナーを通じて親交があるだけに、8年ぶりVへの思いはひとしお。大学選手権では「正月は関東勢ばかりだから」と、関西の意地を期待していた。

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