桐生とサニブラウンが来年の対決に意欲
日本陸上連盟の年間表彰式「アスレチック・アワード」が16日、都内で行われ、来年のリオデジャネイロ五輪での活躍が期待される男子短距離の桐生祥秀(20)=東洋大=と、サニブラウン・ハキーム(16)=城西高=が来年の初対決の意欲を見せた。
今年は桐生が故障している中、サニブラウンが急成長で世界の舞台に駆け上がったため、対決はなし。今年、追い風参考ながら電気計時では日本人初の9秒台となる9秒87をマークした桐生が「世界ユース2冠は率直にすごい。一緒に走ったら?どうなるだろう。分からない」と話せば、サニブラウンも「いつもテレビや雑誌で見ていた尊敬できる憧れの選手。一緒に走って勝負したい」と、意気込んだ。
五輪に向け、桐生は100メートル、サニブラウンは200メートルを主戦場とする意向だが、果たして夢の対決はどこで実現するだろうか。