スポーツ庁は24日、政策の諮問機関として新設したスポーツ審議会の第1回総会を開き、20人の委員の互選で会長に日本パラリンピック委員会(JPC)の山脇康委員長を選んだ。2、3カ月に1度の頻度で開催し、主に2012年度から5年間の施策の指針として策定された「スポーツ基本計画」の見直しを協議する。
鈴木大地長官は、この日閣議決定された16年度予算案でスポーツ関連が15年度から11・7%と大幅増の約324億円となったことを受け「各省庁が軒並み予算を削られている中、昨年に引き続き10%(以上)の伸び。われわれへの期待、責任も大きくなる」と述べた。