IOC会長、信頼回復へ改革訴え 新年へのメッセージ

 【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は30日、2016年を迎えるにあたってのメッセージを発表し、スポーツ界に影を落とす国際サッカー連盟(FIFA)の汚職やロシア陸上界のドーピング問題を踏まえ「クリーンな選手を守り、スポーツの誠実さをより高めるには変化が必要と確信している」と信頼回復へ改革の必要性を訴えた。

 リオデジャネイロ五輪についてはブラジルの景気後退や政治の混乱で施設整備に影響も出ている現状を懸念し「最終準備の数カ月がより困難になるだろう」と述べた。

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