箱根駅伝 青学大と東洋大は3分4秒差
「第92回東京箱根間往復大学駅伝・往路」(2日、東京・大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)
往路が行われ、総合2連覇を狙う青学大が、5区間のうち3人が区間賞、全員が区間3位以内という圧巻の走りを見せ、5時間25分55秒で2年連続の往路優勝を飾った。2年ぶりの優勝を狙う東洋大は5時間28分59秒で3分4秒差の2位。3位には5分20秒差で駒大がつけた。
青学大は復路にもユニバーシアードのハーフマラソン金メダリスト小椋裕介(4年)らが控えており、優位は動かない。ただ、箱根駅伝では過去に奇跡の大逆転劇が起こっている。
箱根史上最大の逆転劇は、1920年の第1回大会で東京高等師範学校(現筑波大)が往路2位から明大を逆転した8分27秒差。この他では1960年の中大が7分41秒差、71年の日体大が7分55秒差、86年の順大が6分32秒差をひっくり返している。
近年では大きな逆転劇は少なくなってきたが、06年に亜大が往路6位で首位と2分51秒差から逆転で大混戦を制し、初優勝を飾った。