箱根駅伝 青学大39年ぶり往復完全V

2年連続の箱根駅伝優勝に喜ぶ青学大・渡辺利典=東京・大手町(撮影・佐々木彰尚)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根~大手町=5区間)

 青山学院大が連覇となる2回目の総合優勝を果たした。往路に続き、復路も6区から10区まですべて首位を守り抜き、77年の日体大以来39年ぶり、史上12回目の往路・復路の完全優勝を果たした。総合タイムは10時間53分25秒(速報値)だった。2位に東洋大、3位に駒大が入った。

 ゴールの大手町では10区の渡辺利典(4年)を原晋監督以下、チームで肩を組んで出迎えた。右手人さし指を突き上げながらゴールテープを切った渡辺はすぐに仲間たちにもみくちゃに。そのままの流れで3回胴上げされた。続けて、原監督も3回胴上げされた。

 原監督が「唯一不安があるとすれば6区」としていた課題の区間で、小野田勇次(1年)が区間2位の58分31秒で駆け抜け、チームに勢いをつけた。7区の小椋裕介(4年)、8区の下田裕太(2年)が区間賞。9区の中村祐紀(2年)も確実にタスキをつないだ。

 復路は箱根・芦ノ湖から東京・大手町の読売新聞社前までの5区間109・6キロで行われた。

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