武井壮、箱根駅伝批判に反論
元陸上十種競技日本チャンピオンのタレント・武井壮が、箱根駅伝についての数々の批判に対して4日、フェイスブックで反論した。
2、3日に行われた今年の箱根駅伝は、青学大が完全優勝で連覇を果たして終わった。そんな箱根駅伝については、その人気の高さから、大学の宣伝利用や五輪軽視、選手の競技後の人生への悪影響などを指摘する声も多い。
武井はこれに対して「妬み半分みたいに聞こえるなあ」と、長文の反論を展開した。
大学が宣伝に利用し過ぎるという批判については「何も問題じゃない。大学にとっては経営は第一優先事項」と指摘。また箱根駅伝に集中し過ぎるという意見に対しては「世界最大の駅伝イベントに自分の競技人生をかけて挑むわけだから、何も問題が無い」と、これまた退けた。
そして武井はむしろ、他の人気のない陸上競技種目について「何故箱根駅伝のように知名度を獲得できないのか、それを真剣に考える必要がある」と提言した。
武井は1997年の日本陸上競技選手権大会十種競技で優勝。その後、アメリカへのゴルフ留学、スポーツトレーナーとしての活動を経てタレントに転身した。