日馬富士、病院から稽古場へ直行

 「大相撲初場所」(10日初日、両国国技館)

 伊勢ケ浜一門による連合稽古が5日、東京・墨田区の友綱部屋で始まり、日馬富士、白鵬の両横綱を筆頭に大関照ノ富士らが精力的に汗を流した。

 日馬富士は左膝蜂窩(ほうか)織炎で年明けから入院治療を受けていたが、この朝に退院し、稽古場へ急行。新十両の剣翔、大栄翔、旭大星ら十両を相手に21番取って20勝1敗と元気なところを見せ、周囲の不安の声を打ち消した。

 稽古を終えた日馬富士は「朝、退院したんだけど、1、2、3日と休んでいたからね。けがじゃないから、点滴を打ってもらっていただけだし、そこまでひどくない。膿を切除してもらってもいないし、何か恥ずかしい感じ」と照れ笑い。入院の影響は心配なさそうだ。

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