時天空 悪性リンパ腫患い抗がん剤治療

悪性リンパ腫と闘病中であることを明らかにした時天空
3枚

 大相撲の時津風親方(元幕内時津海)が8日、都内の時津風部屋で記者会見し、元小結で東十両9枚目の時天空(36)=本名・時天空慶晃、時津風部屋=が悪性リンパ腫で闘病中であることを明らかにした。

 同親方によると、時天空は昨年9月の秋場所後に病院で検査を受けた結果、病気が判明。その後、抗がん剤による治療を受けて、経過は良好という。今場所は休場する。

 時津風親方は「発見が早かったし、ステージも低かったので、経過はいい。治療は現時点では4月までかかる見込みで、今後については本人とよく話し合いたい」と話した。

 時天空は昨年11月の九州場所を「右肋骨(ろっこつ)骨折により全治2カ月」の診断書を提出し、全休している。

 モンゴル・ウランバートル市出身の時天空は02年7月の名古屋場所で初土俵を踏み、04年名古屋場所で初土俵から所要12場所の当時史上最速タイ記録で新入幕。07年3月の春場所で小結に昇進した。14年1月に日本国籍を取得し、同5月に年寄名跡「間垣」を取得した。

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