卓球みうみまペア初戦で姿を消す

 「卓球・全日本選手権」(12日・東京体育館)

 女子ダブルス2回戦が行われ、ともに中学3年で15歳の平野美宇(エリートアカデミー)、伊藤美誠(スターツ)組は、桒村、粟屋組(龍谷大)に1-3で敗れ初戦で姿を消した。伊藤が8月のリオデジャネイロ五輪代表候補に内定しているため、史上最年少でワールドツアーを優勝するなど世界を席巻した“みうみま”ペアはいったん解散となる。

 “第一章”のピリオドはあっけなく打たれた。大学生相手に簡単にミスを重ね、「海外とは違う日本人選手の粘りに慣れなかった」と伊藤。「練習も昨日と今日だけで(体が)絡んだり、ぶつかったりした」と、世界の頂点に立った“あうん”の連携は鳴りを潜めた。

 これでペアはいったん解消するが、15歳の視線の先はすでに4年後。「東京五輪には自分も出て、団体戦で(伊藤と)組みたい」と平野。伊藤も「また東京五輪に向けて戦っていくので(平野へ)よろしくお願いします」とリオ後の再結成を約束した。

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