石川佳純、15歳・平野下して3連覇
「卓球 全日本選手権」(17日、東京体育館)
女子シングルス決勝が行われ、2連覇中の石川佳純(22)=全農=が、平野美宇(15)=エリートアカデミー=を4-1で下し、3大会連続4度目の優勝を果たした。
成長著しい15歳の前に、日本女子のエースが高い壁として立ちはだかった。石川は、第1ゲームはを11-7で先取すると、第2ゲームも速いラリー戦で譲らず11-4。第3ゲームは11-8。第4ゲームは9-11で奪われ、第5ゲームは中盤までリードを許すも、最後は7連続得点で試合を決めた。
3連覇を果たした石川は両腕を突き上げガッツポーズ。「昨年とは違って楽しんで優勝できた。美宇ちゃんもいいプレーで決勝まで来て、粘り強かった。試合は何があっても動じないと言い聞かせて、なんとか自分のプレーを出すことができた」と喜びをかみしめた。