瀬戸大也 4カ月ぶり実戦「楽しめた」
競泳の世界選手権男子400メートル個人メドレー2連覇の瀬戸大也(21)=JSS毛呂山=が17日、横浜市内で行われた東京六大学冬季対抗戦で、両かかと手術から4カ月ぶりの実戦復帰を果たした。大会は短水路で行われ、瀬戸は400メートル個人メドレーを4分7秒80の大会記録で制すと、200メートルバタフライ、200メートル個人メドレーも優勝し、“3冠”を達成した。
リオイヤーの初戦。タイムは平凡だったが「久々の緊張感もあって、手が震えた。でも楽しめた」と、笑顔。月末の東京都選手権(辰巳)では久々にライバルの萩野公介と対決する。「このタイムでは“余裕じゃないか”と思われるかな。しっかり2週間、スピードを出しても耐えられる体にシフトチェンジしたい」と、意気込んだ。
すでに内定しているリオデジャネイロ五輪まで、18日で残り200日。「もうちょっとで半年。早いですね。でも焦らずに一つずつ課題をクリアして、五輪に備えていきたい」と、今後を見据えた。