琴奨菊10年ぶり日本出身Vへ10連勝

 「大相撲初場所・10日目」(19日、両国国技館)

 大関琴奨菊(佐渡ケ嶽)が横綱鶴竜(井筒)を一気の寄り切りで破り、自身初の初日から10連勝を飾った。

 立ち合い、左で張ってから左差して、右で抱えると、止まらず一気に出た。踏ん張る鶴竜に気力を振り絞り、がぶり続け、土俵を割らせた。

 力を使い尽くし、土俵上では肩で息。支度部屋でも「くー、いやー」と興奮の第一声。「やるべきことをしっかりと。自分を信じていたし、対策をしていた」と力を込めた。

 10連勝には「納得しています。やってきたことに満足しています」と語った。

 日本出身力士として10年ぶり、自身初優勝への思いを問われると「しっかり準備してるから勝ってるのであって、事前にしっかりやるべきことをやる。そこだけです」といつもの言葉を繰り返した。

 20日の11日目はいよいよ、横綱白鵬(宮城野)と全勝同士、一騎打ち。「自分を信じて、対策を練っていく」と自らに言い聞かせるように話した。。

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