錦織5年連続16強 右手首「大丈夫」

 「テニス・全豪オープン3回戦」(22日、メルボルン)

 男子シングルスで世界ランク7位、第7シードの錦織圭(26=日清食品)が同27位、第26シードのギリェルモ・ガルシアロペス(32=スペイン)を7-5、2-6、6-3、6-4で退け、5年連続の4回戦(16強)進出を決めた。第2セット開始前に右手首の治療を受け、一時、調子を落としたが、錦織は「後から良くなったので大丈夫だと思います」と振り返った。

 トレーナーが呼ばれたのは第1セット終了後。試合中に治療を受けられる制度を用いた。NHKによる試合後のインタビューで、「1セット目、少し痛みがあったので、トレーナーを呼びました」と説明した。

 直後の第2セットは精彩を欠き、第1ゲーム、第5ゲームで相手にブレークを許し、今大会初めてセットを落としてしまった。また、第1セット、第3セットは奪ったものの、第1サービスで苦しみ(第1セットは55%、第3セットは40%)、簡単な試合ではなかった。

 右手首については「あの後からは良くなったので大丈夫だと思います」。サービスについては、「サーブが苦しいと1セット目、2セット目とこうして苦労するので、サーブが良くなるにつれて、後半、流れも良くなりました(第4セットは第1サービス成功率84%)」と分析した。

 今大会初めてのシード選手との対戦で、「今日は今までで一番タフな試合。相手もサーブが良くて、自分のリズムにならなかった。苦しいながらも勝てた試合でした」と苦笑いした錦織だが、全豪オープンでは5年連続となる4回戦進出を決めた。「5セットにいかなくて、苦しいながらもいいテニスができて今日は勝てたので、しっかり休んで次の試合に備えたいです」と、先を見据えた。

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