錦織 ツォンガに雪辱2年連続8強
「テニス・全豪オープン 4回戦」(24日、メルボルン)
男子シングルス、世界ランク7位の錦織圭(26=日清食品)は同10位のジョーウィルフリード・ツォンガ(30=フランス)と対戦し6-4、6-2、6-4でストレート勝ちした。昨年の全仏オープン準々決勝で敗れた借りを返し、2年連続となる準々決勝進出を決めた。
多くの日本人が応援にかけつけた会場のハイセンス・アリーナで、錦織は「今日は調子が良かったです。ストレートで勝てて良かった。いい試合ができました」と笑顔を見せた。
第1セットは第3ゲーム、第5ゲームでブレークに成功。以後、1つブレークされたが逆転は許さず、このセットを奪った。
第2セットも第3ゲームでブレークを果たしリードを奪うと、第5ゲームもブレーク。このセットはブレークされず、余裕を持ってこのセットもものにした。
第3セットでも、第1ゲームでいきなりブレークを果たした錦織。以後、サービスゲームをしっかりとキープし、勝利した。全てのセットで先にブレークする展開を錦織は、「彼相手に珍しいというか、先に全部ブレークできた。余裕を持って、どのセットもプレーできた。出だしからいいプレーができて良かったです」と振り返った。
準々決勝は世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同15位のジル・シモン(フランス)の勝者と対戦する。「次はジョコビッチかシモンが待っている。しっかり準備をして、今日みたいなプレーをできればチャンスがあると思う。まずはしっかり休んで、次に向かいたいと思います」と語った。